2009-01-01から1年間の記事一覧

インターンシップの良さ

東京発■先日、大阪のある機械系優良企業にインターンシップで約3週間行っていた2名の学生が帰ってきました。ちょっと誇らしげでさらに自信が付いたような表情であったと現地スタッフからの報告もありました。結果、この2名は採用が認められ、来年4月から…

”日本の海外広報考”

私は1948年(昭和23年)生まれである。いわゆる団塊の世代の真ん中に位置し、中学一年生の時私のクラス名は1年18組であり、確か21組までクラスあった記憶がある。体育館はベニヤ板で仕切られ、教室がまったくの不足状態であった。その当時、僕ら小学…

愉快なベトナムの宗教儀式

数日前、ハノイでうら若きホテルの営業ウーマンとお話した。彼女は、2年ほどハノイで多様の日本企業の方と毎日商談している強者だから、かなりハノイの企業情報に明るい。そのdep(ベトナム語で麗しい)な彼女から最新の韓国企業情報を聞いた。もともと…

ベトナムの津波のようなオートバイの群れ

先日、講談社の「月刊現代」後継誌の「g2」の事に少し触れた。ともかく創刊号だからの理由だけれど、内容が充実していたわけですが、凄いと言えるのがふたつ。まず芥川賞作家柳美里の自分の子供に対する虐待の告白とカウンセラーとの対話が凄まじい。カウン…

「救うのは太陽だと思う」

” 救うのは太陽だと思う ” 鮮烈だね。CMとして極めて秀逸だ。カンツォーネ「オーソレミヨ」がバックで流れる中を吉永小百合さんが、意志を込めた口調でスクウノハタイヨウダトオモウと語る。今春から流れ始めたような記憶ですが、何度耳にしても「良いねえ…

11月の面接や視察、学生との交流会

ハノイ発■9月にも報告していますが、この金融世界同時不況から唯一抜け出れない日本。民主党の新政権に期待はしていますが、次の時代の構想はおろか、年末〜来年の経済的な回復策の概要も提示できていない有様で、まだまだ不安がよぎります。 それでも、努…

ベトナムの面接・採用に動き有り・・

面接が少しずつ・・ ハノイ発■世界同時不況が始まって丁度1年。とりわけ日本の中小企業や我々のような小さなベトナムの教育機関やNPO に取りまして、大変厳しい年でした。例年採用いただいている企業、採用の打診があった企業から採用の延期や見送りがたく…

8月の卒業式と入学式 附・日本語教員募集中

8月の卒業式と入学式 ハノイ■807クラス(午前午後の2クラス)の卒業式がいよいよ、20日に迫ってきました。例年ならばほぼ100%の学生が卒業前には就職が内定していたわけですが、今回は世界同時不況・日本の中小メーカーの最悪の経営環境のなか、…

908クラス募集開始!!

ハノイ発■本年の採用活動はこの世界不況の最中、中小企業にとってはまだ底打ちには、ほど遠いので、ITなど一部の分野の企業の人事・採用部門は動き始めているが、まだまだであるのが実情だ。当校では、去年の半分強の採用は勝ち取れそうだが、本当に厳しい…

カムイと「ベスト&ブライテスト」

例の「カラマーゾフの兄弟」読破への速報(大げさですね)です。まだ、第4巻の538ページ。去年のブログの11月18日に「10月末、ハノイへの機上で読み始めた」とあるので、いま、丁度7ヶ月たったわけだ。こんなに面白く、磁力というか、魔力に満ち…

ハノイで観た映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」

エルネスト・チェ・ゲバラの映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」をDVDで観た。ハノイの僕のオフィスで。以前このブログに「近所のレンタルビデオ屋で借りたが、40分ぐらいの所に傷があるらしく、何度掛けてもそこで止まるので諦めた・・」旨の事を…

ハノイ日本アカデミー第六期卒業式が15日に行われた

第六期の卒業式が15日に ハノイ発■5月15日金曜日16時半から、第六期804Dクラス11名の卒業式が国立ハノイ工科大学図書館棟の大会議室で執り行われた。例年なら卒業時は全員が採用内定していたが、世界同時不況の影響で、卒業後6月中に半分の学…

ホーチミン、ゲバラ、野茂英雄

今日5月15日は第六期804Dクラスの卒業式であった。去年の4月から所定のカリキュラムを本当に良くこなしてきたと思う。804Dに携わった佐久間先生ほかの先生方、担当職員の努力と誠意は並大抵のものではなかった。世界同時不況と遭遇しても彼らの…

かつて、映画制作の現場で闘いがあった・・映画「東制労の闘い」

忌野清志郎さんが亡くなった。RCの時代から好きであった。彼の歌の解放感は他の誰にもない特別な才能が生み出したものであったと思う。彼は58才。僕とまったく同世代、まさに同時代人の一人だ。彼の歌に影響を受けたと言うことはないし、ライブにいった…

洞窟に心引く何かあり

もう旧聞に属するが、スマップの草磲君が深夜赤坂の自分のマンションそばの桧町公園で泥酔で全裸になり逮捕された。その日のマスコミは「バカだ」「とんでもない」の一色でいつもながらの公序良俗の権化であったが、二日もすると、逮捕や家宅捜査はやり過ぎ…

「たのしいにほんご」子供の教室開始

こどもの日本語教室が開始 ハノイ発■昨年から準備していた「楽しい日本語」クラスがはじまった。本日は8名での出帆だが、親御さんの関心は高くじっくりと拡大して行けることでしょう。本日は初日とあって、ご父兄も授業参観。楽しい2時間を過ごしていただ…

映画「青いパパイア香り」と小説「戦争の悲しみ」

堰を切ったようにとは、多分こういうことなんだろう。この2,3日、ロシア映画で10年ほど前に話題になった「父帰る」、ペネロペ・クルスの「帰郷」、 T・A・ユン監督の「青いパパイヤの香り」、キュブリックの「アイズ ワイド シャット」、J・クルーニ…

ぬるいミネラルウオーター良し

昨日と今日「武士の日本語」と「ベトナム人と組むメリットを知らない日本人」という割りに軽い本を続けて読んだ。先の「武士・・」は「ちょこざいな」とか「片腹いたい」「ご新造さん」「鉄火」とか時代劇でお馴染みの言葉が並んだ辞典のような本。痛快な言…

試行が好き

以前面白そうとだけ書いた「封建制の文明史観」を読んでみてかなり拾いモノと思っている。今までの既成概念がなんであったのか、と思うことが多い本だ。焦点の宛方がまずユニークであるのだ。ヨーロッパ、中東、中国などアジア大陸、日本などで、ジンギス・…