水虫には歯磨き「つぶ塩」が効く??!

水虫には歯磨き「つぶ塩」が良い
このページは僕の本体のブログ「阿部正行のベトナム私信」で圧倒的なpvで、毎日だいたい100人は見てくれている。なので、ここに再現しました。2009の9月のページです。http://vciat.blogspot.com/ 

■ 今年、3年振りかな。水虫だ。かなり、かゆい。親父の時代から我が家はなんでも「ヨードチンキ」だ。子供時代、仙台のガキ友達はみんな「赤チン」派で、僕は孤立ぎみであったが、インテリ親父の台詞をそのまま使用「赤チンは周りだけの消毒だ。ヨーチンは、内部まで消毒するんだ」どうだあ、みたいなことをあちこちの怪我の現場で奮戦して喧伝していた。昔の子供は傷だらけだったからね。みんなの傷口は赤く、僕だけ茶黄色。堂々55年以上ヨーチン派だ。現に家に1本、ハノイのオフィスに1本。切れたことがない。

妻晃子(てるこ)は、自然派だった。だから、彼女のアドバイスに従って、水虫予防には桑の葉が効くという思し召しを頂くと僕は実行したものだった。1990年代の夏は大抵靴の下敷きよろしく桑の葉を靴の中に1、2枚敷いていた。中高生ぐらいの娘や息子は靴にハッパを入れて歩く父をどう見ていたか解らないが、不思議な父母だったかも知れません。地下鉄で一回、このハッパを靴にしいている秘密が公然とばれたことがあった。当時イタリアの靴(生活ちょっと豊か)愛用で、浅いタイプのモノで、一瞬何かにこけて、脱げた。勢いで靴が50センチほどずりずりっと、前に行ってしまった。見るとイタリア靴のなかに、ちょっと立派な形の桑のハッパが2枚堂々顔を出していた。立っていた人が少ない環境であったので、この僕の「ハッパを敷いている男」という秘密を知った人は、5,6人じゃあくだるまい。一瞬熱湯の様な熱いモノが顔前を通り過ぎたが、そこは激しい闘争をくぐり抜けてきた私です、悠揚迫らぬ足つきで、何もなかったようにケンケンして、イタリア靴に左足を納めたのでした。
さて、治療です。ヨーチン派の弱点は水虫を治せないことだ。万能薬として、何でも使ってきていますが、水虫には、どうも分野が違うというか、水虫族に相手にされていない様なのだ。
3年振りに水虫におかされてしまって、ヨーチンをまあおなぐさみにつけたり、2年前の皮膚科にもらった良く分からないチューブ入り軟膏を漬けたりしても、もちろん効くわけがない。そうするうちにベトナムに来ちゃったので、さあこまった。VUONGに言ってベトナム製か、中国製の水虫クスリを買ってもらうか。効きそうもないし、水虫はいい歳してもちょっと言いにくい。そのとき気がついたのは、愛用の花王の練り歯磨き「つぶ塩」だ。

塩は、勘で効きそう風だし、これも以前だが、「ナス焼き塩」の歯磨き粉を使っていた時代(歯磨きすると口の周りが真っ黒になる)にそれを水虫退治に応用したことがあった。結構善戦したのだった。完治したかどうか記憶がないが、「塩は使える」という確信はそのとき持ったような記憶あり。思い立って、すぐ実行。17日から毎日、2回ぐらいすり込んで、ちょっとたっぷりめにね。3日間、水虫軍の騒ぎは収まっていた。治まったが、4日目に反撃があり、また、たっぷりめにすり込んで、今日に至った。勝利は近い感じもするが、水虫は、ご存じのように完全ジェノサイドと季節が終わらないと、終息しないものだから、まだ、皆さんに報告はできません。( *水虫と戦闘中の御仁は相変わらず多いようで、この項のページビューはかなり多い。だから、申し訳ないので結論を言っときます。付けた緒戦の3〜4日は、完治かなと思うほど、効き目有り。しかし、何度か挑戦したが、これだけでは完治はしないようだ。初冬まで軽いデッドヒート。そのうち「水虫専門薬」などミサイル投入してその年の争乱は鎮静する。でも、昨日あたり、左足の中指と薬指の桶狭間古戦場が、半年ぶりにカユ〜。2011/3/24)

■《ブログご高覧感謝》この「水虫」ページは、毎日100人ぐらいの
方に読んでもらっています。水虫、多いんだなあ。夏に向かってどんどん増えています。ついでに僕の人気・ページビュー多いタイトルと日付け、紹介しておきます。以下は、毎日100人以上の”人気”ページです。ぜひ、ご高覧ください。多いのは一日1400名閲覧もあります。

・2008年11月 赤塚不二夫先生のこと
・2009年1月 「ジャクリーヌ・ササールとかBB(べべ)とか」
・2009年5月 ゲバラの映画「モーターサイクルダイヤリーズ」
・     5月 カムイと名著「ベストアンドブライテスト
・2009年10月「救うのは太陽だと思う」
・2009年12月「爆笑問題の失笑問題」・・・1日で1440のPV
・2010年1月 阿倍仲麻呂ハノイの知事である。
・2010年2月 MACMAC / 立松和平さんの死。
・2010年3月 「サンデープロジェクトの打ち切り秘話」
・2010年12月 映画「ノルウエーの森」の失態
・2011年1月 「お笑いの山崎邦正ベトナムアルバイト」
・2011年3月 メイドインジャパンから「Made by JAPANESE」の
         時代認識へ
      3月 「大震災をベトナム人は語る」
・2011年4月 映画「東京物語・荒野の7人・シンドラーのリストほか」
これからも、よろしく、ご高覧ください。「阿部正行のベトナム私信」  http://vciat.blogspot.com/