7月生募集と日本のプレゼンス

東京発■現在、7月クラスをハノイ工科大学にて募集中。彼らは、来年の8月に当校を卒業する予定であるので、一般論で言えば、不況もそのころは終わっており、安心して、全クラスの学生全員100%採用され、日本に行けるであろう。が、この長引く日本の不況は学生たちにまだ不安を印象させているようだ。僕らが思っている以上に彼らに「日本への不安」や「日本の魅力低下」の雰囲気を与えてしまっているようなのだ。
本当にこれは大問題だ。当校への希望者が意外に伸びない(通常はすぐ100名申し込みあり)問題を超えて、日本のアジアでのプレゼンス全体の問題といえる。国としての広報がいい加減であったことのツケがいま、如実に露呈されている感じだ。大使館や外務省に本腰を入れてもらわないと、本格的に日本の位置が確実に低下していく。
当校では、優秀な学生がすでに定員を問題なく超えて応募があるけれど、いま言った不安要素は、今後本当に海外広報として、公的に具体化せねばならない。
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info@vietnam-waseda.org  阿部